テーマは『身体的拘束の適正化について』です。
研修の中では、参加者が4点柵ベッドやミトン型手袋の着用を体験し、当事者になられた
利用者様の辛さや悲しさを想像して、お互いの意見を話し合いました。
介護現場では、限られた職員数で利用者様の安全な暮らしを守るため、緊急やむを得ず
身体拘束をせざるを得ない状況が起こりえます。利用者様にとっては勿論の事、家族様、
職員、誰もが辛く悲しい気持ちになります。
身体拘束を回避するために、そして緊急やむを得ず身体拘束をせざるを得ない状況になった
際は、早期の拘束解除を目指して、皆で悩み、知恵を出し合い、助け合って、最善の介護を
することが、身体拘束の『適正化』であり、私たちの仕事であることを学びました。