6月15日 安全対策研修を行ないました。テーマは『安全な食事介助』です。
まず、安全対策委員が作成した資料をもとに、加齢にともなって起きる咀嚼力、嚥下力の
低下、味覚・嗅覚の衰え、唾液の分泌量の低下、利用者様に食事を美味しく安全に召し上がっ
ていただくための工夫や準備、食事姿勢、介助方法について学びました。
次に、紙コップに水と牛乳をそれぞれ注ぎ、トロミを小さじ半量、1杯、2杯・・・とつけて
いき、時間の経過とともに粘度が変化していく様子を観察し、実際に味見をしました。
最後に、過去に起きた食事中の介護事故を振り返り、利用者様一人ひとりの状態に応じた介護
方法や、日々の介護について、皆で考え、話し合うことの大切さを学びました。
これからも、こうした研修を重ねることで、私たちのケアチームを少しずつ成長させ、ご利用
者の皆様の安全・安心な暮らしをお支えしていきたいです。